鶴嶺高校ボランティア塾 登壇

9月28日鶴嶺高校ボランティア塾で、1年生29名にやさしい日本語についてお話しました。

最初に日本に住んでいる外国人に関するクイズをしました。

もしここに100人の外国の人がいたとしたら、英語・日本語がわかる人はそれぞれ何人だと思いますか(答えは「在日外国人で英語がわかる人44%、日本語がわかる人は63%」)

日本で暮らしているので、簡単な日本語ならわかる人が多いということに、「外国人=英語」と思っていた生徒さん達は驚いていました。

英語や外国語を勉強することは、将来の可能性を広げる上でとても大切ですが、世界的に見れば日本語も学習者が多いグローバル言語なのだと気づいたようです。

授業の後半は、やさしい日本語に言い換えるカードゲーム。「遠足」や「医者」のような言葉をやさしい日本語で説明しました。最初は、難しい言葉を使ったり、恥ずかしくて言葉を出せなかった生徒さんも、ゲームに夢中になるうちに、どんどんやさしい日本語で説明できるようになっていきました。

私自身も高校生の頭の柔軟さに刺激を受けることができ、とても良い機会でした。高校生の皆さんのこれからが楽しみです。