横浜市立大学の学生8名を対象に「やさしい日本語講座」をオンラインで開催しました。
日ごろから海外の学生との交流があるという大学生の皆さん、とても熱心に講座を聞いてくれました。
やさしい日本語という選択肢を増やしたことで、今まで以上に世界との懸け橋になってくれることでしょう。活躍を期待しています!
~以下頂いた感想の一部です~
・ハサミの法則は初めて聞いたことだったので非常に勉強になりました。日本人同士の会話では暗黙の了解や文脈を読むということを当たり前にやっているので、相手の日本語レベルに合わせて、より意識を高めてた伝えられる言葉選びができるように日ごろから練習していきたいと思います。より多くの人と楽しくコミュニケーションができるように自分の話し方を客観的に見て、向上していきたいです。
・海外の人=英語で話せばなんとなく意味が通るだろうと思っていたので、それが固定概念であると知ったのはとても良い機会でした。英語で話そうと試みるよりやさしい日本語の方が伝わりやすいということも新しい発見でした。日本語でのコミュニケーションが曖昧であるという認識は元から持っていましたが、改めて言語化して伝えることの重要さを実感しました。この重要さはやさしい日本語を話す時に限らず、日常生活の中のコミュニケーションでも大事だと感じました。またお話しを聞いた後に実際に自分たちで何がやさしい日本語なのか考える時間があったことで、よりやさしい日本語が身近なものになりました。貴重なお話をありがとうございました。
・ハサミの法則ということでまとまっていてわかりやすかったです。自分の中で、オノマトペはよい表現だと思っていましたが、これは日本人特有の擬態語であることを学べました。複合に関しても、そのような概念がなかったので、とても新しい発見がありましたし、気づいてないうちにそのような言葉をたくさん使ってしまっているなと感じました。本日は朝からありがとうございました。実践式でとても分かりやすかったです。
・実際にグループワークをしてみたことで、自分がどれだけあいまいな単語・表現を使っていたのかが分かりました。単語を言い換えることに必死になると思考が停止してしまうので、あまり意識しすぎず、まずはハサミの法則を意識したいと思います!また、自分がより分かりやすい日本語を話せるようになるために、自分自身が理解できるようにするためにも、日本語の語彙力を増やしていかないとなと思いました。
また、最後のやさしい日本語の歌に感動というか、心が動かされました。自分と同じ大学生たちが作ったということを聞いて、驚いたし、ヒトの心を動かす作品を作った彼らがうらやましく思いました。私も何か行動したいと思うきっかけにもなりました。
朝早くからお忙しい中お話していただいてありがとうございました!!